引用:KICK THE CAN CREWが復活するみたいだが、昔そんな凄かったん? | 音楽がないと生きていけない系ヲタがまとめてみた
『KICK THE CAN CREW(キックザカンクルー)』
左 MC『MCU』真ん中 MC『LITTLE』右 MC『KREVA』
自分が中学生の頃は、よく友達とカラオケでよく歌わせてもらっていましたw
まさに、青春時代の象徴『KICK THE CAN CREW』
インディーズ時代のアルバム「YOUNG KING」を初めて聴いた時は
どこかやんちゃなお兄ちゃん達の雰囲気がありましたが
すでに、その時から素直で自分達だけのHIP HOPを確立していたような記憶があるグループです。
最年長で、ダラ~っとした感じや切れ味がある言い回し(フロウ)を使い分ける『MCU』
若い時はそれこそ、ラップバトルで多くのしのぎを削った歌うような言い回し(フロウ)と言葉のチョイスが素晴らしい『KREVA』
耳に残る甲高い声と、マシンガンのような韻(ライム)が聴いていて気持ちがいい『LITTLE』
それぞれが非常に個性的で、メジャーデビューしてからはさらにキャッチーで耳に残りやすいラップとサウンドが印象的でした。
しかし、2004年に活動を休止。各々がソロ活動に専念します。
その間も、特にKREVAさんの活動は凄まじいものでJ HIP HOPの最前線をずっと走っていたような気がします。
2004年の大きな休止期間を経て、2017年に再始動します。
直撃世代の自分には本当に驚きました!
その中でも、J HIP HOPに耳が馴れていない人でも聞きやすいと思う。
KICK THE CAN CREWの楽曲を紹介します。
オススメしたい楽曲
クリスマス・イブRAP

出典:KICK THE CAN CREW / クリスマス•イブRAP - YouTube
山下達郎さんの名曲『クリスマスイブ』を大胆にサンプリングして
元の名曲のらしさを失わずにHIP HOPに仕上げたのは流石。
クリスマス・イブの切ない感じのテーマですが
それぞれが畳み掛ける感じのラップなのに、何故か体が揺れてしまう1曲。
今では珍しくない技術ですが、オートチューンを取り入れたKREVAさんはやっぱ凄い。
イツナロウバ

出典:KICK THE CAN CREW 「it's not over イツナロウバ」 【PV】 - YouTube
切ないメロディに3人の優しい感じのラップが凄く耳に残る曲で
夏の終わりを感じさせる雰囲気が大好きでした。
当時、『イツナロウバ』って変なタイトルだなぁ・・・なんて当時は思ってましたが
イツナロウバ
⇩
It's not over(イッツノットオーバー)
『まだ終わりじゃない!』って意味を込めらてるんですよね。
アンバランス

出典:KICK THE CAN CREW - アンバランス (Unbalance) [Music Video] - YouTube
もうこれは当時の中学生の自分達のアンセムでした。
ずっと色あせない名曲。
当時の自分は、何となく歌詞を理解していた程度でしたが
大人になったいま聴くと凄く胸に響く歌です。
将来や未来にどこか不安がある若者達の心境を代弁してくれている感じがして
特に、LITTLEさんの「ピーターパン」あたりの部分の歌詞(パンチライン)がズシンと来てます。
凄く等身大で真っ直ぐなメッセージが込められたラップで色々な人の心に届いた1曲だと思います。
GOOD MUSIC
活動休止に少し前に出した楽曲で海外(たしか韓国?)でも評価が高かった楽曲だった気がします
正直、アンバランス以降はあまり自分はピンと来なかったんですが
この曲とアルバムを聴いてやっぱキック好きかもと思い出した1曲です。
音楽(HIP HOP)という存在に対して
メンバーの本音や気持ちを思い切りぶつけた歌詞(リリック)が切ないけどキックの格好良さが出てる1曲。
『GOOD MUSIC』のアルバム全体の曲も好きで
全体的に落ち着いた感じが多く『脳内VACATION』『揺れ』『もしも』とオススメばかりです。
千%

出典:KICK THE CAN CREW「千%」MUSIC VIDEO - YouTube
2017年の再始動の狼煙として『千%』という楽曲を発表しました。
昔と変わらずというより、昔よりも更に良くなって聞きやすい楽曲な感じで
ラップもサウンドもとても心地良いが良くKICK THE CAN CREWらしさと進化を感じさせます。
長い月日があったのにも関わらず、抜群のマイクリレーと掛け合いには感動しました。
まとめ
それぞれが一回りも二回りも大きくなって再始動してKICK THE CAN CREW。
これからの活動と楽曲も楽しみです。
等身大で自分達のやりたい音楽を求め、そして続けてきた姿はやっぱり格好いいグループだと思います。
今回、紹介しきれなかった曲にも素敵な曲が沢山あるので是非聴いてみて下さい。